1973-04-24 第71回国会 参議院 大蔵委員会 第18号
ガリオアとエロアとの物資の区分でございますが、これはガリオア援助は、一九四七年の米国の会計年度から、米国の陸軍予算法の予算項目に掲げられるようになりまして、その一項目、占領地の飢餓、疾病、社会不安防止のため、物資を供給するということで、その支出が行なわれたわけでございます。それが一九四九年になりまして、その支出目的に、経済復興の目的のためにも使用できるということが追加されました。
ガリオアとエロアとの物資の区分でございますが、これはガリオア援助は、一九四七年の米国の会計年度から、米国の陸軍予算法の予算項目に掲げられるようになりまして、その一項目、占領地の飢餓、疾病、社会不安防止のため、物資を供給するということで、その支出が行なわれたわけでございます。それが一九四九年になりまして、その支出目的に、経済復興の目的のためにも使用できるということが追加されました。
ガリオア債務につきましては、戦後占領時代に、米軍が日本の戦後の飢餓、疾病、社会不安防止という目的のために救済物資を送って、そして日本国内へそれを供給いたしました。また、占領地の経済復興のためにも所要物資を援助として提供いたしました。
第一は、ワシントン及びその他地域における人件費、第二は、契約その他に基づく非常勤職員の採用、第三は、旅費並びに輸送費、第四が、法律書、参考書、新聞、機関紙、第五が、教育映画、翻訳権、写真、教育用展示等宣伝啓発、第六は、米国人子弟の学校運営経費、第七が、印刷、製本、第八が、速記報告、第九が、自動車、航空機維持費、第十が、建物、施設、付属物の修理及び維持、第十一に、占領目的を阻害するような飢餓疾病、社会不安防止
さしあたりまして、まずこの基本となるべきものは、政府対政府の関係と思うのでございますが、最近外国報道の傳えるところによりますと、米国予算による疾病及び社会不安防止のための占領地救済費並びに経済復興援助費、輸出入回轉基金、綿花クレジット等相当多額のものが今後期待されております。